2015年9月8日火曜日

8/19 ママカフェ参加の感想②

主催ボランティアグループの1人です。
私も感想を書いてみました。うまくまとまらず長文になってしまいましたが、良かったら読んでください^^


今回とても納得し、なるほどと思ったのは、人が経験や選択をしていく過程のこと。

私たちが子どもだった頃は、まずは自分のリアルな世界は‘小さな村’(近所の友達等)で、そこで小さいトラブルや成功体験を経験してから、少しずつ‘大きな村’や‘国’、‘世界’に発展していく過程があったということ。
今はその段階的過程がないうちに(経験がないうちに)、かなりの情報やリアルっぽい大きな世界が大量に自分の世界に入ってきてしまう。それでリアルな人間関係よりもネットの世界にはまってしまったり、LINEだけの世界にどっぷり浸かってしまったりすることも少なくない。

ネットやLINEの世界に浸かるって、そんなことあるのかなぁと思っていた私にとって、その仕組みがわかったのは、結構衝撃的でした。たしかに、そういう状況だと、はまってしまうのかも。

メディアやネットにはまったりLINEいじめ問題など、結局は愛情不足であったり、コミュニケーションの不具合だったりするそう。
コミュニケーション能力なんて、経験でしか育めないのに、小さい世界のうちに(小さい子どものうちに)ゲームやテレビ、ひとり時間で多くの時間を費やしてしまっては、経験不足な上に、この情報社会で情報やリアルっぽい世界だけは手に入れられる、とんでもない頭でっかちに陥る可能性が高くなる。
感受性の鋭い今、こんなにもったいないことはないです。人と関わる素晴らしさを、しっかり体で覚えさせてあげなくては。

うちは2歳と4歳の姉妹ですが、それでももうコミュニケーションを互いに学んでいるように思います。どうしたら相手が嫌がるのか、喜ぶのか。毎日ケンカしたり仲良くしたりしてコミュニケーションを学んでいるようでも、まだまだぶつかり、うまくいかないことだらけです。当たり前ですが。
これがまだまだ続き、そのうちにうまくいくようになっていくんだろうなぁ…それが成長かぁ…と思っていますが、これこそまだほんのスタート地点。ここから近所のお友達、幼稚園、小学校と、世界を少しずつ少しずつ、無理なく広げていってほしい。途中でコミュニケーションを断念するようなことにはならないでほしい。

自ら選択をして、経験をすること。まだ親がカバーできる小さい世界のうちに、本当の意味で学ばせる責務があると思いました。
いろいろな経験をさせてあげたい!と、旅行に連れて行ったり、様々なイベントに参加していますが、まずは足元を見ないと。日々の生活からです。

ゲームやテレビ、とても気になりますが、禁止することも無意味。親の目を盗んでやるだけです。この言葉にもググッときました。
happyなのはどういう状態かを、本人が感じることが大事。
努力することで得られるhappyがどれだけ素敵で心地良いか、手間暇をかける喜び。
私は部活動等でそれを感じ、自分の子にも集団で達成感を得られるような部活をしてほしいと以前から主人に言っていましたが、他力本願でした(笑)。
今から、まずは家庭での小さい小さい大切な世界のうちから、毎日の積み重ねで学ばせていきたいと思いました。
本当に、今が大事なんですね。
この誓い、日々の喧騒に忘れないようにしなくては!


長くなりましたがもうひとつ。
最後に、"たくさんの時間をスマホにつぶされている現在"という映像を見せていただきました。たくさんのあるあるシーンの中で印象に残ったのが、多くの友人が取り囲む中、ケーキが運ばれてhappybirthdayの合唱でお祝いをするシーン。皆で歌いながらも、ほぼ全員がスマホを掲げて動画撮影。
芸能人のインタビューのようで一見素敵だけれど、誰一人として主役の彼女を肉眼では見ていないし、彼女からも友人たちの顔はスマホで隠れて見ることができない。
わぁ!とびっくりしました。
祝ってくれている友人の顔、ひとつも見えていない!ちょっと笑えるけど…。
でもそのあと笑えなくなりました。
私の隣りでその映像を見ていたママが言いました。
先日子どもとお菓子作りをしていて、それがあまりにもかわいいから動画を録ったそう。そして次のお菓子作りの時もまた動画を撮ろうとしたら、『ママ、今度はお目めで見てね』と。

鳥肌が立ちました。
子どもの感受性の強さ!
自分はそんなに現代風じゃない、昔ながらの子育てだし、そんなにメディアに汚染されてない、なんて思っていましたが、私もしっかり幼稚園発表などでビデオカメラごしの視線で、私の顔がカメラになっていたことに気づかされました。



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